
4月29日〜5月1日の2泊3日で横浜〜土浦をサイクリングしてきた際に持って行った装備、持ち物の記録を残しておきます。衣類は気温や天気にも左右されますが、この3日間は概ね朝7時ごろには気温15℃で、1日の最高気温が24℃でした。天気はほぼ太陽が出ている晴れ。快晴とまではいかず、時間によっては薄雲が陽光を遮ることもありましたが、止まっていても素肌に肌寒さを感じることのない気持ちの良い3日間でした。
毎日の天気予報はスクショを撮って載せていますので、以下の記事中もご確認ください。
また、自転車のメンテナンスや修理に使う装備は3日間という短期間であったことや、3日間のうち2日はほぼ街中を走り続けるということもあり、相当絞りました。必要最低限の装備と言っていいのではないでしょうか。エスケープ計画を考えた時に、これは修理メンテの装備はほとんど持っていかなくていいなと思えたのが判断基準になっています。サイクリングの装備は行程にも依存しますが、エスケープ計画にも影響を受けますから、順調にいかない時の対応を事前に考えておくというのも装備品の選定の上で重要ですね。
今回の装備と持ち物
今回持っていった装備と持ち物の一覧を以下にまとめます。
愛車
サイクルバッグ
- APIDURA EXPEDITION FULL FRAME PACK (12L) 365g
- APIDURA RACING LONG TOP TUBE PACK (2L) 200g
- APIDURA BACKCOUNTRY SADDLE PACK (6L) 290g
- APIDURA BACKCOUNTRY FOOD POUCH (1.2L Plus) 80g
サイクルメーター
- iPhone16 Pro + Cyclemeterアプリ 200g
- XOSS Vortexワイヤレスセンサー
- Anker PowerCore Fusion 10000モバイルバッテリー 290g
- USB-Cケーブル1本
工具類
- 軍手
- バイクツールセット(PB Swiss Tools 470RedCBB)から六角棒レンチ(5mm)、ビットアダプター、ヘックスビット(6、4、3mm)、タイヤレバー2本 80g
- 空気入れ(LEZYNE Pocket Drive) 110g
- 空気入れの変換アダプター(Panaracer NTアダプター 仏式→英式) 10g
- CO2ボンベ(LEZYNE Control Drive CO2 インフレーター) 82g
- チェーンロック(クロップス形状記憶ケーブルQ-BIRO) 110g
- テールライト(クロップス5LED YD-4671) 22g
サイクルウェア
- サイクルジャージ(四国一周の時のもの)
- サイクルパンツ(パールイズミ カーゴパンツ 224-3DR)
- サイクルソックス(Morethan)
- アームウォーマー(パールイズミ アームウォーマー)
- ジレ(パールイズミ ウィンドシェル)
- サイクルグローブ(スペシャライズド BODY GEOMETRY GRAIL SHORT FINGER GLOVES)
- サイクリングシューズ(シマノ XC702)
- ヘルメット(OGK KABUTO FLAIR G-1 後継モデル)
- サイクルグラス(オークリー RADARLOCK PATH OO9206-4538)
- Apple Watch 5
街中用の衣類
- 街中用にもなる水陸両用の靴(TESLA マリンシューズ)
- スラックス1本(ユニクロの感動パンツ)
- 長袖Tシャツ2枚(無印良品)
- 薄手のジップパーカー1枚(ユニクロ)
- ソックス2セット(無印良品)
- 下着2枚
医薬品/生活雑貨
- 温湿布
- 常用薬
行動食
- 500mlペットボトルのお茶1本
- カロリーバランス8本
- カバヤ 塩分チャージタブレッツ塩レモン1袋
- ドリンクゼリー エナジー1802個
その他
- iPad Air 10.9インチ (第5世代) 460g
- Magic Keyboard 600g
- Anker ポータブル・マグネット・チャージャー 18g
- ビニール製の手提げ袋
- クレジットカード(KYASH)
- 現金
装備していくパックとiPad Airについて
2泊3日のホテル泊まり旅なので、行動食を含めても必要最低限にまで持ち物を切り詰めればサドルパック、トップチューブパック、そしてハンドルに装着するパウチだけで走ることは可能だと思います。軽さを求めるならその選択肢はアリです。
一方、早朝から走り出して昼過ぎには1日の走りを終え、夕方から夜はその日を振り返りながらホテルやカフェでゆっくり過ごすというのが私の自転車旅のスタイル。こうなってくるとブログ記事も書きたくなるし、ネットで調べ物もしたくなります。これらも切り詰めるならiPhoneと携帯できる小型キーボードの組み合わせでもなんとかなる。軽さを求めるならアリでしょう。
でも、過去にこのスタイルも挑戦したことがありますが、数時間でさえ続きませんでした。画面が小さすぎる、キータッチが不快、そのため肩が凝る、と私にはあわなかったんですね。iPad miniとキーボードという選択肢もありましたが、どうせ数百グラム追加になりますし、カサも増えて収納力のあるバッグの装着が必要になる。だったらいっそiPad AirとMagic Keyboardを持っていってしまえ!と思いました。
こうなるとメインのバッグとしてフルフレームパックを持つことになるので一気に収納力が増え、結果としてサドルパックやトップチューブパックに無理やりモノを押し込んでしまわなくても済むようになります。それぞれのパックの中は60割程度が埋まっている状態なので過剰な収納力とも言えなくはありませんが、少しの重量アップを呑むことで旅の快適さが大きく向上することになるのであれば、私はこちらを選ぶんですよね。レースをするわけではありませんから、短期間の旅であっても収納力マシマシで走るのこそアリです。
工具類について
今回の旅では2/3の行程がほぼ街中ですし、道中、立ち寄れるサイクルショップも複数確認できていますから、大きな修理トラブルに見舞われない限り、パンク数回の修理対応ができれば十分だろうと考えました。パンクも程度が軽微であれば、パンク箇所を下に向けて軍手で押さえつけるだけで中のシーラントが穴を塞いでくれます。発見から対処までが早ければ大して空気を漏らすことなくことなきを得られるかもしれません。
少し多めに空気が抜けてしまった時はCO2ボンベを使って対応します。これもタイヤの空気全部抜けてしまうことでもない限り、ボンベ1本でパンク2回くらいは応急処置できるはず。ボンベを2本3本持っても良いのですけど、まぁ1本でいいかな、と割り切りました。
あとは最後の手段として手動でシコシコ空気を入れる羽目になってしまった時のために小型の空気入れも持っていきます。ただ、これ、めちゃくちゃ疲れる割にとりあえず走れる程度くらいまでしか空気入れることができません。それ以上入れられるのかもしれませんけど、私の握力と腕力と根気では無理。今回は検討の時間がなかったので従来から保有していたものをそのまま持っていきましたが、今後は重くてもいいから使いやすく入れやすいものも検討しようか考えています。CO2ボンベだけにするという手もありますよね。
街中用の衣類について
一人旅、それも見知らぬ土地だからといって旅の恥はかき捨てとみっともない格好で街やホテルの中を歩くことにならないよう、たとえ真夏の旅であってもキレイめに見せることができるスラックス1本と、長袖のシャツ1枚は必ず持ち歩くことにしています。ホテルやお店に入る時もそうですし、旅先で知り合った方のお宅にお呼ばれすることになる場合もあります。ビシッとキメる必要はないと思いますが、相手に失礼にならない程度のきれいさを保てるよう心がけています。
あと、少し底が深めのビニール製の手提げ袋を一つ持っていくと、ホテルにチェックインする際、サイクルパックから取り出して部屋まで持っていきたい荷物を運ぶ時に役に立ちます。これもスーパーの買い物用ビニール袋などではなく、見た目に少し気を配ったものがあると良いと思います。
テント担いだ学生の貧乏旅行であればまだしも、ホテル泊する大人旅ですからね。大人の嗜みってもんも大事だよな、という感覚は大切にしたいですね。
以上、今回の旅の持ち物でした。
霞ヶ浦りんりんロード一周のまとめページに戻るにはこちら↓
コメント